SOUNDPEATS Capsule3 Pro+(Plus)レビュー|MEMSドライバー採用で進化した音質はいかに!
どうもこんにちは、ワイヤレスイヤホン沼にはまるウエタニです。@uetani_blog
コスパ最高のイヤホンを続々と発表し、日本でも知名度が上がってきているイヤホンメーカーの「SOUNDPEATS」からMEMSドライバー採用した「SOUNDPEATS Capsule3 Pro+」が発売されました。
MEMSドライバーってはじめて聞いたんだけどなに?
数年前から話題の「次世代ドライバー」だよ!
詳しく説明していくね。
半導体技術を利用して製造された、非常に小さな電気機械システム。
主にイヤホンや補聴器に使われ、高音質・高速応答で耐久性が高いのが特徴です。
ただし、製造コストが高く、低域再生性能が弱いのがデメリットですね。
簡単に言えば、小型・軽い・音が良い・耐久性が強いドライバーってことか!
MEMSドライバーは現状2万円~3万円のイヤホンに採用されている高価なドライバーなんです。
しかし、これを1万円台に採用してくるとは、さすがは高コスパが売りの「SOUNDPEATS」!
- 音質・ANC・高デザインの完全ワイヤレスイヤホン
- MEMSドライバーと12mmダイナミックドライバーを組み合わせたハイブリッド構成
- ハイレゾワイヤレス認証を取得し、LDACに対応
- 適応型ANCでノイズを最大45dB低減
- イヤホン単体約6.5時間、ケース併用で最大約43時間のパワフルなバッテリー
話題のMEMSドライバー採用だし、高音質でノイキャン・外音取り込み搭載してなんと1万円台の高コスパ!
音質を追求したSOUNDPEATSの本気さが伝わってくるね!
結論から言うと、音質に関しては『SOUNDPEATS 最高傑作』な仕上がりのイヤホンです。
- MEMSドライバー採用で高音域がとてもクリア
- ハイブリッドドライバーのおかげで低音域もしっかりでる
- 新しくなったアプリ「PeatsAudio」でボタン操作のカスタムが可能になった
- 適応型ノイズキャンセリングは効き具合が自然でちょうどいい
- MEMSドライバーを1万円台で体験できる高コスパ
- LDAC対応のデバイスなら更に高解像度を楽しめる
- ワイヤレス充電は非対応
- LDACとマルチポイントは併用不可
- モード切替時のノーマルモードがキャンセルできない
- SOUNDPEATSとしては価格が高め
- 自動装着検出は非対応
- AmazonのSOUNDPEATS Capsule3Pro+の販売ページに行く
- 販売ページの800円OFFのクーポン欄にチェックを入れ使用する
- お支払い方法のプロモーションコードに下記の5%OFFコードを入力しクーポンを併用する
- 13,880円(税込)⇒12,386円(税込)とお得に購入できます!
※必ず販売ページの「通常クーポン」と下記の「限定クーポン」の2つを併用してください。
※通常クーポンの割引金額はその都度変更の可能性があります。
\8月31日(土)までの期間限定クーポンコードはこちら/
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SOUNDPEATS Capsule3Pro+外観・付属品
SOUNDPEATS Capsule3Pro+は、低価格ながら次世代のMEMSドライバーを採用した完全ワイヤレスイヤホンです。
SOUNDPEATS Capsule3Pro+パッケージ・付属品
それでは、早速開封していきます。
内箱の色がおしゃれでシンプルなデザイン!
SOUNDPEATS Capsule3Pro+は【VGP 2024 SUMMER金賞】・【VGP 2024 SUMMERコスパ大賞】も受賞しています。
SOUNDPEATS Capsule3Pro+のパッケージは、前作に比べると少し大きく、色も高級感が増しました。
- 本体
- イヤーチップ (3種類) (S・M・L)※本体にはMサイズ装着
- USB-C & USB-A ケーブル
- ステッカー
- 説明書関連
今回は可愛いステッカーが同梱されていました。
外観
それでは、SOUNDPEATS Capsule3Pro+の外観をじっくりと見ていきます。
充電ケース
底面は、USB-C端子とペアリングに使う操作ボタンがついてます。
全体的にマットな仕上げで高級感がありますね。
ただマットブラックの質感は少し指紋が目立ちます。
ブラックとゴールドの組み合わせがカッコイイ!
底面にはペアリングするためのボタンがついてます。
充電はもちろん、USB-Cに対応しています。
ケーブルを追加購入するなら、【Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル】がおすすめです。
ケーブルが絡まりずらくて手触りも最高なので、あわせて使いたい!
ただし、今回もワイヤレス充電が非対応。
コスパ面で仕方ない気もするけど、残念な点ですね。
イヤホン本体
イヤホン本体に青い保護シールが貼ってあるので、はがしましょう。
本体のカラーリングはケースと同様に、マットブラックとゴールド基調です。
先端は棒状のスタンダートなスティックタイプ。
スティック部分が長すぎず、バランスがいいですね。
側面のロゴ部分はタッチセンサーで、軽快な操作が可能です。
イヤーピースを外したノズルは楕円の形状です。
形状が独特なので社外製のイヤーピースを使う場合は注意が必要です!
イヤーピースは、やわらかめのシリコンで耐久性は問題なさそうです。
重量
実測で本体両側で9.4g、ケース込み48.3g(カタログ表記は48g)とかなり軽量!
MEMSドライバーの恩恵か、前作のSOUNDPEATS Capsule3Proよりわずかに軽くなりました。
軽くて、耳に装着しても重さは全く感じませんでした。
サイズ比較
同社のイヤホン【Capsule3Pro】と【Air4 Pro】をサイズ比較してみます。
ケースはAir4Proが少し小さい気もしますが、ほぼ同じ大きさですね。
見た目に大きな変わりはないので、基本的な作りは全て同じな気がします。
質感はSOUNDPEATS Capsule3Pro+が断トツで高級感がありますね!
本体は、Air4Proだけスティック部分が少し長いですが、スティック型でほとんど一緒ですね。
前作からの乗り換えを検討してる人には外観の変わりがなく、少し新鮮味にかける印象です。
SOUNDPEATS Capsule3Pro+カラー展開
SOUNDPEATS Capsule3Pro+のカラーは、現状マットブラックの一択です。
透明白(前作SOUNDPEATS Capsule3Pro)
透明黒(前作SOUNDPEATS Capsule3Pro)
前作のCapsule3Proの透明シリーズがかなりカッコよかったので、今後のカラバリに期待したいですね。
コスパと見た目重視な人は以下の記事も参考にしてみてください。
SOUNDPEATS Capsule3Pro+のスペックと比較
SOUNDPEATS Capsule3Pro+のスペックと比較して【Capsule3Pro】と【Air4 Pro】をまとめておきます。
製品名 | Capsule3 Pro+ | Capsule3 Pro | Air4 Pro |
---|---|---|---|
(画像はAmazon引用) | (画像はAmazon引用) | (画像はAmazon引用) | |
・価格 | ¥13,880(2024.8月公式調べ) | ¥8,480(2024.8月公式調べ) | ¥8,480(2024.8月公式調べ) |
・サイズ | 約50.07×67.31×25.9㎜ | 約50.07×67.31×25.9㎜ | 約48.3×64×24.2㎜ |
・重量 | ケース込:約48g 本体のみ:約5g(片耳) | ケース込:約48g 本体のみ:約5g(片耳) | ケース込:約36g 本体のみ:約3g(片耳) |
・ドライバー | MEMSドライバー 12mmダイナミックドライバー | 12mmダイナミックドライバー | 13mmダイナミックドライバー |
・通信規格 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.3 | Bluetooth5.3 |
・再生可能時間 (通常モード時) | イヤホン:最大6.5時間 充電ケース:最大43時間 | イヤホン:最大8時間 充電ケース:最大52時間 | イヤホン:最大6.5時間 充電ケース:最大26時間 |
・充電端子 | USB-C | USB-C | USB-C |
・対応コーデック | SBC/AAC/LDAC | SBC/AAC/LDAC | ・SBC/AAC ・aptX Voice/Classic/Lossless |
・ワイヤレス充電 | × | × | × |
・マルチポイント | ○ | × | 〇 |
・防水性能 | IPX4 | IPX4 | IPX4 |
大きな違いは、ドライバーとコーデック、そして価格ですね。
「LDAC」か「aptX系」なのかは手持ちのデバイスで選びましょう!
SOUNDPEATS Capsule3Pro+はドライバーが異次元なので根本的に違うイヤホンと考えた方がいいです。
SOUNDPEATS Capsule3Pro+は1万円超えで高価に感じますが、MEMSドライバー採用で1万円代という時点でかなりの高コスパですね。
高コスパと音質を求める人は、個人的にはAir4Proがおすすめなので以下の記事も参考にしてみて下さい。
- AmazonのSOUNDPEATS Capsule3Pro+の販売ページに行く
- 販売ページの800円OFFのクーポン欄にチェックを入れ使用する
- お支払い方法のプロモーションコードに下記の5%OFFコードを入力しクーポンを併用する
- 13,880円(税込)⇒12,386円(税込)とお得に購入できます!
※必ず販売ページの「通常クーポン」と下記の「限定クーポン」の2つを併用してください。
※通常クーポンの割引金額はその都度変更の可能性があります。
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SOUNDPEATS Capsule3Proレビュー
それでは、SOUNDPEATS Capsule3Pro+をしばらく使い込んだので詳しくレビューしていきます!
SOUNDPEATS Capsule3Pro+装着感|軽いフィット感が良好
SOUNDPEATS Capsule3Pro+の装着感はかなり軽くて良好です!
スティックタイプとして全くクセがなく、装着感は最高レベル。
数時間つけていたのですが、まったく耳がいたくならないんです!
これは耳の形状にこだわることなく、かなり万人受けしそうですね!
耳からの出っ張りも少ないので、見た目もクール!
片側4.7gと軽いので重さのストレスを全く感じず、装着感は完璧!
頭をふっても落ちることがなく、軽いワークアウトでも問題なく使えるね!
そもそもカナル型(耳栓)が苦手な人は、以下のオープン型がおすすめなので参考にしてみてください。
装着検出センサーは非搭載
耳に装着したことを検知して、耳から外れた時に音楽の停止などをしてくれる装着センサーは前作同様で非搭載です。
最近のトレンドだけに非搭載なのは残念だね。
Air4 Proには搭載されていたのでそこは欲しかったですね。
SOUNDPEATS Capsule3Pro+音質|MEMSドライバーで高品質
音質は、MEMSドライバーの恩恵で、前作Capsule3ProやAir4 Proと比べものにならないくらい、中・高音域がクリアです。
特に高音域の透明度は聞いていて気持ちいい!
はじめてサラッと聞いたときに「音の密度が違う」とはっきり分かりました。
前作のCapsule3Proと比べると、散らばっていた中高音域がきれいにまとまり、より奥行きが出た印象です!
決してCapsule3Proも悪くなかったけど、それくらい音の違いがわかる、強者なドライバーですね。
MEMSドライバーは低音に弱いですが、12mmのドライバーとのハイブリットのおかげか低音もきれいに出て気持ちいいです。
特にボーカルや楽器メインのポップスや、JAZZはオススメな音の傾向だね。
軽い装着感と合わせて聞き疲れしないのもポイント!
LDACでさらに化ける音質!
高音質コーデックの「LDAC」対応なので、対応のAndroidではハイレゾ相当の高音質で音楽を楽しめます。
やはりLDACはiPhoneのAACとは完全に別次元のレベルで、全音域が1段階パワーアップするよ!
楽器の細かい表現や音の響きがはっきりと聞き取れ、音の広がりが感じ取れるね!
ただ、iPhoneのAACでもMEMSドライバーのおかげで、十分に高音質を楽しめます。
SOUNDPEATS Capsule3Pro+ノイズキャンセリング|自然なノイズ除去
SOUNDPEATS Capsule3Pro+のノイズキャンセリングは自然に「スーッ」っとノイズが除去される感じです 。
適応型になり、前作より効果がわかりやすくなりました!
低音や適度な雑音は適度にカットしてくれますが、人の声や高音は多少残ります。
でもこのおかげか、自然で耳が詰まった違和感は全くありません。
電車の走行音はそこそこ除去され、アナウンスはいい感じに聞こえるので、ちょうどいいなと感じました。
ただノイキャンの強力さを期待して買ったら残念に感じますね。
前作と比べ、ノイズキャンセリングの効果はあまり変わらないですが、より自然に違和感なく使えるようにチューニングされましたね。
ノイキャンの強度を10段階で表現するなら「6」といったところです。
外音取り込み|少しこもった感じで普通
SOUNDPEATS Capsule3Pro+の外音取り込み機能は、少しこもった感じがあります。
集音性は前作同様でそこまで良くないですが、前作より機械的な感じは少なくなりました。
自分の声がこもって聞こえるのが多少違和感あるかな。
耳が詰まった感じで、あんまり高性能とは言えないのが残念。
SOUNDPEATS Capsule3Pro+操作性|タッチセンサーのレスポンスはいい
SOUNDPEATS Capsule3Pro+操作はタッチセンサー式です。
このタッチ操作は反応とレスポンスが思ったより早く、ストレスを感じませんでした。
ここも前作SOUNDPEATS Capsule3Proよりパワーアップした感じがします。
- 操作
-
- 音量アップ:1回押す(右)
- 音量ダウン:1回押す(左)
- 再生・停止:2回押す(右左)
- 次へ:長押し(右)
-
- 着信に応答する:2回押す(左/右)
- 通話を終了する:2回押す(左/右)
- 着信を拒否:3回押す(左/右)
-
- ノイキャン、通常モード、外音取り込みモード:長押し(左)
- ゲームモード:3回押す(左)
-
- Siri起動:3回押す(右)
SOUNDPEATS Capsule3Pro+はデフォルトでも曲戻し以外は網羅しているのですが、刷新されたアプリ「PeatsAidio」を使えばボタン割り当てを自由にカスタマイズできちゃいます!
とうとう操作の割り当てが自由にできるようになったね。
長押しの割り当てもカスタムできるから完璧だね。
SOUNDPEATS Capsule3Pro+の通話品質|室内では問題ない
SOUNDPEATS Capsule3Pro+の通話は、室内では問題なく通話できますが、外の雑音が大きいところでは相手に声が届きづらいと感じました。
室内での通話やZOOM会議などでは問題なく使用できます。
最大43時間再生のロングバッテリー
バッテリー容量は500mAh(ケース) 、35mAh(イヤホン)で大容量。
- イヤホン単体:最大6.5時間
- ケース込み:最大43時間
- 充電時間(イヤホン本体):1.5時間
前作よりは短くなっていますが、ロングバッテリーは健在。
急速充電とワイヤレス充電には対応していませんが、これなら充電する機会が少なくて快適ですね。
- AmazonのSOUNDPEATS Capsule3Pro+の販売ページに行く
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- 13,880円(税込)⇒12,386円(税込)とお得に購入できます!
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新しくなったアプリ「PestsAudio」
今回アプリは「PestsAudio」という名前で完全に新しくなりました。
操作項目がトップ画面に集約されて見やすくなり、よりシンプルになりました。
- モード変更(ノイキャン⇔通常モード⇔外音取り込み)
- タッチキーワンクリック無効機能
- ゲームモード切替
- 各操作をカスタマイズ
- マルチポイント切り替え
- アダプティブイコライザー(周波数測定をして自分に合った音質にしてくれる)
- イコライザー設定(プリセット9種かマニュアル)
- ファームウェアアップデート
よく使う機能はアプリトップ画面で直感的に操作できるのがポイント。
アダプティブイコライザー
周波数測定をして、自分にあった音質にしてくれる便利機能!
イコライザーで迷う人は、とりあえずこれで設定すればOK!
イコライザー(EQ)
9種類のプリセットから自分の好みに合わせた音質を選択できます。
プリセットを使うなら、低音が弱めな傾向があるため「低音を強く」がおすすめです。
こだわりがある人は完全マニュアルで調整もできます。
モード切替
ノイキャンのモード切替もトップ画面から変更が可能です。
- ノイズキャンセリング(ANC)モード
- ノーマルモード
- 外音取り込みモード
耳元での操作は、ノイキャン⇒ノーマルモード⇒外音取り込みと順番に切り替わります。
ただ、ノイキャン⇔外音取り込みの切り替えができなく、間に「ノーマルモード」を挟んでしまうんです。
ノーマルモードは使わないので設定で飛ばせるようにしてほしいですね。
ゲームモード搭載
遅延が少なくなるゲームモードも搭載されています。
スマホゲーム利用者には便利な機能だよね!
音ゲーでも問題なくプレイできたよ。
ゲームモードへは、イヤホンの左側を3秒長押しか、アプリのトップ画面で切り替えできます。
マルチポイントではLDACは使えない
SOUNDPEATS Capsule3Pro+はもちろん、2台同時接続のマルチポイントにも対応しています。
iPhoneユーザーには関係ないですが、Androidユーザーからすると少し残念ですよね。
SOUNDPEATS Capsule3Proレビューまとめ
今回は、SOUNDPEATS Capsule3Pro+についてレビューしました。
SOUNDPEATSとしては1万円を超えますが、MEMSドライバーにより従来と全く違う音質を楽しめます。
全体的に前作のCapsule3Proからブラッシュアップされた印象でした!
今後は、透明色系のカラバリに期待したいところですね。
高コスパと音質を求める人は、Air4Proもおすすめなので、以下の記事も参考にしてみてください。
以上、ウエタニでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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