トラックボールマウスを使うと元に戻れないって本当!?|MX ERGO 後継機が出ないので買ってみた結果は・・・
どうもこんにちは、トラックボール歴2ヶ月のウエタニ(@uetani_blog)です。
一度使ったら「元に戻れなくなる」という言葉をよく耳にするトラックボールマウス。
それって本当?一部のマニアが言ってるんじゃないの?
気になっていたけど、実際なかなか手が出せなかったんだよね。
そして、そこから数年経過、、、
待てど暮らせど後継機の発売もないので、いよいよ【ロジクール ワイヤレストラックボール MXERGO】をレビューして、本当に神デバイスなのか確かめることにしました。
- 腕を動かさなくていいのは、想像以上に楽
- 好みに合わせて手首の角度調整が可能
- 本体が動かないのでデスクでの省スペース化
- 専用アプリのジェスチャー機能で操作が爆速になる
- 慣れたら元に戻れなくなるは本当だった(個人差あり)
- 細かい作業は正直苦手で、慣れるまでかなり辛い
- 定期的に本体とボールの清掃が必要
- 本体端子がマイクロUSB
腕を動かさないのが、こんなに楽だと思ってもいなかったな!
ただクセはあるので、賛否両論あるマウスだとは感じました。
それでは2ヶ月使い込んだので、詳しく【ロジクール ワイヤレストラックボール MXERGO】をレビューしていくよ!
MX ERGO概要
そもそもトラックボールマウスってなに?と疑問の方もいると思うので説明します!
トラックボールマウスとは?
通常のマウスは、カーソル(ポインター)を動かすのにマウス全体を動かす必要があります。
一方トラックボールマウスは、ボールを指でぐりぐりと回転させることでカーソル(ポインター)が動きます。
そのためトラックボールはマウス本体を動かす必要がなく、省スペースで使用できるメリットがあるんです。
腕を動かさないから、なかなかに疲れにくいですね!
MX ERGOのパッケージとデザイン
MX ERGOは、ロジクール製のトラックボールマウスのフラッグシップモデルです。
- 本体
- ペアリング用レシーバー
- マイクロUSBーUSB-Aケーブル
- 説明書
本体は充電式で、端子は残念ながらマイクロUSBなんです。
久々にマイクロUSBケーブル見ましたね(笑)
USB-Cが主流なので少し手間ですが、一度の充電で4ヶ月持つのでそこまで気にならないかも。
ケーブルを増やしたくない人は、以下のような変換アダプターで対応すると便利です。
これ一個あれば、USB-CをマイクロUSBに変換できるのでケーブルを増やす必要がなくなります。
MXERGOの使用には必須級のアイテムですね。
スペック表
・サイズ | 高さ132.5×幅99.8×奥行51.4㎜ |
---|---|
・重量 | 約259g |
・電源 | 充電式/マイクロUSB |
・使用可能時間 | フル充電時 最長4ヶ月 |
・ボタン数 | 8個 (カスタマイズ可能:6個) |
・接続方式 | ・Bluetooth ・Unifyingレシーバー |
・カラー展開 | ブラックのみ |
・同時登録デバイス可能数 | 2台 |
フル充電で最長4ヶ月充電のロングバッテリーがありがたい!
MX ERGO外観
それでは、外観を見ていきます!
グレー基調の落ち着いたカラーリングと洗礼されたデザインは、時代を問わずクールでかっこいいです。
前述しましたが、充電端子はマイクロUSB!
これは残念ですが、発売から数年経過してるモデルなので仕方ないですね。
- ホイール(左右と水平スクロール)
- トラックボール
- デバイス切り替えボタン
- カーソル速度変更ボタン
- 進む戻るボタン
背面の角度調整が可能な台座は、ボールのメンテナンスに使用するため、脱着可能です。
ボール内蔵ということもあり、他のロジクール製品と比べてもかなり大きなサイズ感なことがわかります。
- MX ERGOの重量は262.0g
- MX MASTERの重量141.9g
- MX Anywhere3の重量95.3g
MX ERGOは大柄なので、重さもそこそこありますね。
マウスを動かさないから、軽くする必要はないんですよね。
そもそも大きいのでMX ERGOは持ち運びにはあまり向いてないかなと感じました。
トラックボールを持ち運びたい人は、エントリーモデルの「M575S」の方がおすすめです。
MX ERGOのペアリング方法は2つ
- Bluetooth接続
- 付属のレシーバー接続
どちらも接続は安定しているので、これは好みでいいと思います。
自宅で使用する人は、設定がいらないレシーバー接続の方が簡単です!
ただ、レシーバーはUSB-Aなので、MacBookには直差しできなのが少し残念!
ロジクールのレシーバーもそろそろUSB-Cに統一してほしいですね。
MX ERGOレビュー
MX ERGOを2ヶ月使用したので本当に元に戻れなくなるのか、詳細をじっくりレビューしていきます。
腕はかなり楽になり快適!
使い始めてすぐに実感したのは、本当に腕が楽になったこと。
- マウスには手を乗せるだけで握らない!
- 腕を動かさない!
- 絶妙な手首の角度!
これは、この製品のすべてなのではと思うくらいの感動さ!
どうやらウワサではなかったようですね!
マウスは握らない・手は乗せるだけ
マウス本体を動かさないので、マウスを握る必要がないんです。
マウスに手を乗せているだけなので、これだけでかなりストレスは軽減されます。
腕は動かさない
トラックボールで操作のため、マウス本体を一切動かす必要がありません。
いままで腕を使ってマウスを動かしていたので、これがなくなるだけで楽になるんだなと実感しました。
絶妙な手首の角度
20°の傾斜角で、自然体に近い手のポジションでマウスを使用できます。
ちょっと手首が起きただけなのに、自然にデスクに手を置くのと同じ状況になり、手首の負担が激減するんですよね。
これは体験するとかなり驚きます!
試しに自然な状態で腕をデスクに置いてみてください。
きっと親指が少し上を向いてるはずです!
ちなみに人間工学にも基づいているみたいですよ。
腕にセンサーをとりつけ色々なテストを繰り返しながらの開発!
作り手のこだわりが伝わってきますね!
場所は気にせず省スペース
MX ERGOは、マウス本体を動かさないので省スペースで使用可能!
デスクやテーブルのサイズを気にする必要がないんです。
前述しましたが、大型なため、持ち運ぶには少しかさばりそうですね。
細かい作業は苦手、慣れにも時間はかかる
「トラックボールは本当に慣れるのか?」
みなさん気になっている部分はここだと思います。
個人差はありますが、Webブラウジングやマウスポインタ―が簡単な操作はすぐに慣れます。
動作のストレスよりも、腕を動かさない快適さが勝るので、普段使いは全く問題ないと感じました。
ただ、文章を選択してコピペや、動画編集のタイムラインを操作するなどの細かい作業はかなりの慣れが必要です。
慣れないうちに細かい作業をしようとすると、ストレスで使うのが嫌になることも、、、
デフォルトでポインターの動く幅を小さくする「精密モード」は、毎回ボタンでモードチェンジする必要があります。
正直、細かいことが苦手な人にはあまりおすすめできないマウスと言えますね。
ボタンのカスタマイズで作業効率がアップ
MXERGOは、ロジクールの公式アプリ【Logi Options+】でボタンのカスタマイズができます。
設定にもこのアプリを使用するので、ダウンロードしておいた方がいいでしょう。
- ブラウザーの進む・戻るの割り当て
- 音量の調整ボタンの割り当て
- キーボードショートカット
- URLの登録 など
ジェスチャー機能の使用でボールスクロールの上下左右に操作を割り当てられるので、キーボードのショートカットと合わせればかなり時短に!
ビシネス用途にもおすすめですね!
本体の清掃はこまめにやる必要あり
MX ERGOは、ボール部分を指でぐりぐりしているので、内部に手あかやほこりが徐々にたまっていきます。
ここで欠点なのが、ボールを外すのに綿棒のような棒が必要なこと。
ただでさえ清掃はめんどくさいので、もっと簡単にボールが外せるようにして欲しかった。
こまめに清掃していれば、クリーナーなどは塗布しなくても大丈夫です。
汚れが気になる人は、クリーナ&保護ツヤだし剤を使うのもおすすめです。
クリポリメイトDXは、潤滑+クリーニング+除菌の3つの効果で汚れるトラックボールに最適!
ペリックストラックボールに交換してさらになめらかに
多くの人が、ボールを「ぺリックス社製」に交換しているので実際に交換してみました。
艶のあるブラックカラーが美しい!
確かに、デフォルトのボールより動きはなめらかになったけど、その分すこしだけ動作が重くなった気もします。
個人的な感想は、なめらかさは「ペリックス」、軽さは「純正」といったところでしょうか。
交換したら「劇的に良くなった」ということはないので、純正がダメというわけではありません。
少しでもなめらかにしたい人や、カラーデザインを変更したい人は試す価値ありですね。
もっとなめらかにしたい人は、前述したクリポリメイトDX(ツヤ出し剤)を塗ってあげると、もう一段ぬるぬるになります。
写真は塗りすぎで、ここまでやると拭き取るのが大変です!
潤滑剤系を塗るなら本当に少量でOKです。
輝きが半端ないですねー!
動きもなめらかになりました。
清掃の時と合わせて使ってみてください!
MX ERGOレビューまとめ
今回は大人気のトラックボールマウス【MXERGO】をレビューしました。
クセはありますが、腕がかなり楽になり、一度使ったら戻れないという口コミは本当でした!
MXERGOは価格が高いので同社のエントリーモデルである「M575S」から入門するのもありだと思います。
普段使いもビジネス用途でもガチで使える【MXERGO】でトラックボール生活にトライしてみてください。
決して万人受けなマウスではないですが、ハマればきっと戻れなくなること間違いなしです!
最後までありがとうございました。
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