【JabraElite7Proレビュー】|最高のフィット感と極上なフラットサウンド|マルチポイント対応に進化した完全ワイヤレスイヤホン
どうもこんにちはワイヤレスイヤホンが大好きなウエタニです。 @uetani_blog
今回は発売から1年近く経つ【Jabra Elite 7Pro】をレビューしていきます。
発売当初、マルチポイントに非対応の為、低評価が多かったですが、アップデートによりマルチポイントが対応になった為、購入してみました!!
マルチポイント対応なら、【Jabra Elite 85t】と【Jabra Elite 7 Pro】の違いってなんだろう?
その辺も詳しくレビューしていくよー!!
最後にまとめてるから見てみてねー!
- 耳に吸いつくようなフィット感
- 解像度の高いフラットサウンド
- 耳元で完結できる操作使いやすいアプリ
- IP57の防水防塵性能仕様
- クリアな通話品質
- コスパが高いのでハイエンド入門機として最適!!
かなり完成度が高い完全ワイヤレスイヤホンだと感じました。
特に、付け心地とフィット感を重視する著者にとっては、常用するイヤホンになりそうです。
Jabra Elite 7 Proの概要
それでは、外観から見ていきましょう!!
【Jabra Elite 7 Pro】外観
今回も【Jabra Elite 85t】と同様の「チタニウムブラック」を購入。
Jabraのカラーリングと素材感は、高級感があってオシャレだよね!
充電ケースは【Jabra Elite 85t】と形状が変わり、平べったくなりました。
シンプルながら、よりスタイリッシュになり、置いた時の安定感が増しましたね。
上部にJabraのロゴ、前面にUSBタイプCの充電端子、底面に無線充電のマークがあります。
電源ボタンはなく、充電端子の上に充電などの状態表示のランプがついてます。
ケース内のイヤホン収納部分は、イヤホン保護の為にしっとりとした素材になっています。
イヤホンもケースから取り出しやすく、マグネットも程よく強力なので、落とす心配もないですね!!
- 重さ比較
【Jabra Elite 85t】に比べ、多少軽くなりました。
小さくて、持ちやすいのも好印象!!
マイク部分はよーく見ないと分からないくらい謙虚なご様子、、、、
イヤホン左右識別のRの文字の色が黒で同化して見にくいのが残念なところ。
- チタニウムブラック
- ゴールドベージュ
- ブラック
の3色から選択できます。
【Jabra Elite 7 Pro】パッケージ
ジャブラおなじみの紙パッケージ製でとにかくシンプルです。
- 本体
- 説明書
- 充電ケーブル(USBタイプAーC)
- 交換イヤーピース(SサイズLサイズ)
【Jabra Elite 7 Pro】防水・防塵性能
Jabra Elite 7 Proの防塵防水の規格は、「IP57」とかなり高い等級!
防塵・防水性能は、IP表記で示され、防塵・防水の度合いがわかるんだよー!
ということは、【Jabra Elite 7 Pro】は5等級の防塵性能&7等級の防水性能ってことだね!
そうだね。
それがどのレベルか、わかりやすく説明していくね!
5等級の防塵
粉塵が内部に侵入することを防止し、若干の粉塵の侵入があっても電子機器の正常な運転を阻害しない。
7等級の防水
水深1mで30分間水没しても、機器が影響を受けない。
完全防水と言っても過言ではない程なので、スポーツ時の発汗、土砂降りの雨でも全く気にする必要はありません。
これは頼もしい限りですね!!
あくまで自己責任ですが、、その気になれば、お風呂でも使えてしまうかも!
【Jabra Elite 7 Pro】と【Jabra Elite 85t】のスペック比較
【Jabra Elite 7 Pro】 | 【Jabra Elite 85t】 | |
---|---|---|
・サイズ(充電ケース) | 幅40.3×高さ25.3×奥行69.6mm | 幅41.1×高さ28.5×奥行64.8mm |
・重量 (充電ケース/各イヤホン片側) | 44g/5.4g | 45.1g/7g |
・イヤージェル素材 | シリコン | シリコン |
・充電端子/ワイヤレス充電 | USB-C/〇 | USB-C/〇 |
・充電時間/急速充電 | 最大150分/5分で最長60分使用可能 | 最大180分/15分で最長60分使用可能 |
・IP等級 | IP57 | IPX4 |
・ドライバーサイズ | 6mm | 12mm |
・対応コーデック | AAC、SBC | AAC、SBC |
・音楽再生時間 (ANC ON時・充電ケース込) | 最長30時間 | 最長25時間 |
スペックだけみれば【Jabra Elite 85t】よりややブラッシュアップしたと言ったところでしょうか。
⇩⇩【Jabra Elite 85t】の記事はこちら⇩⇩
Jabra Elite 7 Proレビュー
それでは【Jabra Elite 7 Pro】の特徴を詳しくレビューしていきます。
【Jabra Elite 7 Pro】接続速度の速さ
【Jabra Elite 7 Pro】はデフォルト設定で、装着すると「英語」の女性の声でお知らせしてくれます。
さらに、アプリで設定すると、日本の女性の声に変更でき「接続中」と元気な音声でお知らせしてくれます!
機器との接続のスピードはかなり良好!!
体感ですが、iPhoneで接続する場合はApple純正のAirPods Proより早かったな!!
【Jabra Elite 7 Pro】安心のロングバッテリー
【Jabra Elite 7 Pro】のバッテリーの持ちは他のワイヤレスイヤホンと比較してもかなり優秀!!
1回の充電で、、
ANC (ノイキャン)ON時
→イヤホン単体で最長8時間、充電ケースを使用した場合は合計で最長30時間
イヤホン単体で8時間はかなり強力!!
一日中使っても、バッテリー切れの心配をしなくていいのは助かるなー!!
更に、5分の急速充電で1時間使用できるから、もしもの充電切れの時にありがたい!!
もちろん、ワイヤレス充電も可能なので気軽に充電ができます。
【Jabra Elite 7 Pro】装着感
【Jabra Elite 7 Pro】の装着感は、イヤホンが小型になり、耳に吸いつくようにピタッと決まります!!
小型化されたことで、イヤホン自体の出っ張りもなく、頭をブンブン振っても全くとれません。
- 【Jabra Elite 85t】:圧迫感の少ない、セミオープンタイプで軽い付け心地
- 【Jabra Elite 7 Pro】:耳と一体化しそうなくらい密着度が高め
密着感が強いと言っても、無理やり押し込んでるわけではなく、イヤホンがスッと耳に装着される感じです。
ここまで耳にフィットするイヤホンは初めてで驚いています!
長時間付けていても耳が痛く疲れることはなく、この装着感は癖になりそうです!!
でも、フィット感があまりにもいいと、軽い付け心地を求める人と好みが分かれそうだね。
確かにね。
装着感は耳の形で個人差も出るから、購入前に実機の試着をすることをおすすめするよ!
【Jabra Elite 7 Pro】装着感を支えるイヤーピース形状
【Jabra Elite 7 Pro】の装着感が良いのはイヤージェル(イヤーピース)に秘密が!!
イヤージェルのサイズによって外側の厚さを変えて、完全新規のデザイン!
メーカーは「解剖学的に最適化された装着感」とうたっています。
本体形状とイヤージェルで、この完璧に近いフィット感を実現しているみたいだよ!!
細部の作りこみとこだわりは、Jabraの本気さが伝わってくるね!!
また、適正サイズや密閉度は、アプリでテストできるので、イヤージェルのサイズ選びの参考にしてみてください。
【Jabra Elite 7 Pro】軽くなった全部入り操作ボタン
【Jabra Elite 7 Pro】の操作は物理ボタン式。
物理式ボタンは誤動作がなく最高だね!!
- 押し心地(クリック感)は変わらず違和感なし押す力がより軽くなった
【Jabra Elite 7 Pro】はボタン操作した時の耳への押し込みの負担がほぼないと言っていいでしょう!!
他メーカーだと、、、
- ボリューム調整がスマホじゃないとできない
- 機能が2つしか操作できなく、カスタマイズの意味がない
- 何かひとつを犠牲にしないといけない
など、全てを網羅できないものが多い中、【Jabra Elite 7 Pro】は、ほぼ全ての操作を耳元で完結できます!!
スマホを取り出さずに操作が完結するのは助かるね!!
かなりのストレスフリーだよね。
もちろん専用アプリで操作方法を細かくカスタマイズも可能だよ!!
でもこれ、長押しの音量操作に別の操作を割り当てることができないんだね。
そうなんだよね。
そもそも、長押しでボリュームコントロールが出来る表記がないから、気づかない人も多いんだよね。
<通話時>
右:1回押す→受話、ミュート
2回押す→終話、着信拒否
長押し →音量up
左:1回押す→受話、ミュート解除
2回押す→終話、着信拒否
長押し →音量down
<音楽時>
右:1回押す→再生、停止
2回押す→次の曲へジャンプ
3回押す→前の曲へ戻る
長押し →音量up
左:1回押す→ANC、外音取込み(Here Through)
2回押す→音声アシストタント(IOSのSiriかAmazonアレクサ)
3回押す→割り当て無し
長押し →音量down
【Jabra Elite 7 Pro】片耳モードでの使用感はいかに?
ねえねえ、ウエタニさん。
【Jabra Elite 85t】の時、片耳モードで右耳しか使えずに、苛立ちを感じてたじゃない?
今回はどうなの?
それがさ、今回の【Jabra Elite 7 Pro】では左右どちらでも片耳で使えるようにアップグレードされたんだよ(^^)/
わー!よかった。
片耳モードを使う人にとっては致命的だったもんね。
片耳モードの時は左右に振り分けられている操作しかできなくなる為、操作機能が多い分、使いづらく感じました。
例えば、デフォルト操作で左の片耳モードだと、音楽の再生停止ができないということです。
音楽再生時でも、よく片耳にする人は左右同じ操作を割り当てる必要があるので、要注意です。
【Jabra Elite 7 Pro】ノイズキャンセリングと外音取り込み機能
- イヤホン自体の密着感が凄いため、ノイキャンOFFでもすでに遮音性が高い。
- ノイキャンをONにすればしっかりと周りのノイズを除去してくれる。
電車の中ではアナウンスが消えるほど強力ではないが、外では車の音などもかなり抑制されるので注意が必要!!
- 不自然な電子音はせず、自然に外部の音を取り込んでくれるので違和感がない。
- 強風の風切り音対策がしっかりされていて、耳に不快な風切り音が入ってくることがない!!
外音を取り込む時に、自分の声がこもって聞こえるのが気になった。
これは密閉感が強すぎる為の影響だと思われます。
【Jabra Elite 85t】と比較して、【Jabra Elite 7 Pro】は外音取り込み時の風切り音が入ってくることがなく、かなりの進化ポイントだね!
全体的に、ノイキャンと外音取り込みは、前モデルと方向性を変えてきた感じがするな。
そうなんだね。
これまた、専用アプリで調整できるから、使いながら自分好みにカスタマイズするのも良さそうだね!
【Jabra Elite 7 Pro】クリアな低音で解像度の高いフラット音質
【Jabra Elite 7 Pro】のドライバーサイズは小型化で6mm。
前モデルが12mmだったので、一番の違いは重低音重視の味付けではなくなったことです。
ドライバーのサイズだけみればスペックダウンしたように感じますが、低音域・中音域・高音域の解像度に磨きがかかり、極上のフラット音質となりました。
フラット音質だから、長時間音楽を楽しんでいても飽きが来なくて、疲れないんだよね!!
かなり万人受けしそうだけど、低音の迫力が欲しい人と、好みが分かれるところだね。
そうだね。
あと、音質のコーデックは、SBCとAACのみでLDAC等の次世代のコーデックには対応してないけど、物足りなさはなかったよ!
なるほどね。
iPhoneは、元々次世代コーデックに対応してないから、iPhoneユーザーは気にする必要ないかもね!!
是非、極上なフラット音質でクリアな低音を楽しんで欲しいです(^-^)/
【Jabra Elite 7 Pro】通話品質
【Jabra Elite 7 Pro】の通話はクリアに、問題なく使用できます。
ただ、強風時にVPUセンサーの骨伝導テクノロジーが起動するそうですが、実際にそれを体感することはできませんでした。
骨伝導は期待してたんだけど、どこが骨伝導なのか分からなかったなー、、、
とはいえ、室内での電話やWeb会議ではクリアな音質での通話が可能です!!
【Jabra Elite 7 Pro】専用アプリ[Jabra Sound+]
専用のアプリ「JabraSound+」で様々な設定をカスタマイズする事ができます。
- トップ画面では、本体とイヤホンのバッテリ―残量の確認
- 取扱説明書もアプリで見れます
- サウンドモード
ノイキャンや外音取込み機能の切替・強度レベルの調整 - 音質用イコライザー
マニュアルと【エネルギー】など、好みに合わせたプリセット設定も可能 - サウンドスケープ
鳥のさえずりやせせらぎの音を流す機能。
集中したいが周囲の音が気になる時や、リラックスしたい時に使用。 - オーディオ体験
片耳を外すと自動的にオーディオを一時停止する機能の設定 - 通話体験
通話中に自分の声を聞く音量調整・相手の声の聞く方法(低音or高音重視)の選択 - My Fit
自分の耳にイヤーピースが合っているかテストする機能 - My Sound
聴力テストで自分の聴力プロファイルに合わせたオーディオの最適化 - My Controls
本体の物理ボタンの音楽、通話機能のカスタマイズ - Find My Jabra
自分のイヤホンの位置情報の把握
さらに、トップ画面のウィジェットの編集も可能です。
多彩に設定ができ、操作も直感的に行えて簡単!!
あまりに多機能で説明してると気が遠くなります(笑)
説明しきれないね(;^ω^)
実際使ってみて、これ以上ないかなり完成度の高いアプリだと感じたよ!
【Jabra Elite 7 Pro】マルチポイント対応に!!
【Jabra Elite 7 Pro】の発売当時はマルチポイント機能がないことで、低評価が多かった記憶があります。
2台までBluetoothを同時接続でき、再生ボタンを押したデバイス側にBluetooth接続が切り替わる機能のこと
PC・タブレット・スマートフォンを同時に駆使している人にとっては、非常にありがたい機能だね。
ただ、スマホ一台としか接続をしない人には全く関係のない機能なんだよね、、
ウエタニはデバイスを複数持っているけど、めったに切替えないから、嬉しい機能とは思えなかったな、、、
【Jabra Elite 7 Pro】のマルチポイントは、機器を切り替える際、使用してるデバイスの再生を止めてあげる必要があるので、要注意!!
Jabra Elite 7 Pro 良かったところ 残念だったところ
【Jabra Elite 7 Pro】使ってみて良かったところ
- ピタッと来る良好な装着感
- 室内での通話◎(テレワークには最適)
- コーデックが気にならないほど極上なフラット音質で疲れない
- 外での風切り音が気にならないほど、自然な外音取り込みが優秀
- ほぼ全操作を耳元で完結でき、誤動作の少ない物理ボタンが優秀
【Jabra Elite 7 Pro】使ってみて残念だったところ
機能全部入りで完成度が高くあまり残念なところはないが、、
強いてお伝えするならば、、、、、
- 外音モード時に自分の声がこもって聞こえる。
これは密着度が高い分、犠牲になった感じがします。外音取り込みでカバーできると嬉しかったところ、、。 - 通話時に骨伝導機能が体感できなかった
- マルチポイント対応にアップデートされたが、マルチポイント自体あまり使わない
【Jabra Elite 7 Pro】と【Jabra Elite 85t】の機能比較
【Jabra Elite 7 Pro】 | 【Jabra Elite 85t】 | |
---|---|---|
・装着感 | 密着度は高いが、ピタッとフィットする | 圧迫感が少なく、軽い付け心地 |
・防塵、防水機能 | IP57で塵、水に強く安心 | IPX4で防塵機能がなく、水も直接かかるとダメ |
・マイク性能 | マルチセンサーボイス (マイク4個、骨伝導センサー) ※あまり体感できず、、 | 6-マイクテクノロジー |
・ドライバーサイズ/音質 | 6㎜ (磨きのかかった極上フラット音質) | 12㎜ (重低音に迫力ある音質) |
・通話品質 | ・クリアな音質だが、骨伝導が効けばさらに良さそう ・外音取り込み時、自分の声がこもって聞こえる | クリアな音質 |
・Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.1 |
・片耳モード | ||
・物理ボタン | ・クリック感良好 ・【Jabra Elite 85t】より押す力が軽い | クリック感良好 |
・外音取り込み | 風切り音は全くない | 風切り音が気になる |
【Jabra Elite 7 Pro】
・防塵、防水機能が高い為、外でアクティブに使用したい人
・音楽はながら聞きで、通話をたくさんする人
・片耳で使用することが多い人
【Jabra Elite 85t】
・室内での通話やテレビ会議が多い人
・音楽に集中したい人
・軽い付け心地の為、装着の時間が長い人
Jabra Elite 7 Pro レビューまとめ
今回は「【Jabra Elite 7 Pro】レビュー|最高のフィット感とフラットサウンド|マルチポイント対応に進化した完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
機能が全部入りで完成度が高く、コスパも高いです。
ワイヤレスイヤホンを初めて購入する人にも安心しておすすめできますね!!
Jabraシリーズで迷っている人の参考になれば嬉しいです。
これを機に、最高の装着感とJabraサウンドの魅力を楽しんで頂きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます、ウエタニでした。
コメント