【LinkBudsSレビュー】高音質・小型・軽量で付け心地最高!!いいとこどりの完全ワイヤレスイヤホン
どうもこんにちは、3年愛用中のAirpodsProが不調で困っているウエタニです。@uetani_blog
ワイヤレスイヤホンは通勤・通学時の音楽・動画、通話などを快適にしてくれる、日常での必須アイテムになってきました。
- 常時付けることが多いため、付け心地は軽い方がいい
- 音楽を聴くことが多いため、やっぱり高音質がいい
今回はSONYから、そんな方にピッタリな【LinkBuds S】が発売されました。
SONYにはフラッグシップモデルの「WF1000XM4」、ながら聴きに最適な「LinkBuds」があり【LinkBuds S】がどういう立ち位置なのかも気になる所ですね。
今回は、しばらく使った結果【LinkBuds S】がどんな人に最適かレビューしていきます。
少しでも購入を検討している人の参考になればと思います!!
それでは、いってみましょう!!
LinkBuds S 概要・特徴
【LinkBuds S】は外音取り込み・ノイズキャンセルを搭載した、小型で装着感が軽い完全ワイヤレスイヤホンです。
ハイレゾにも対応と、欲しい機能は完全に網羅しています!!
- ケースと本体が小型で軽量
- 付け心地が軽く長時間の装着も快適
- ノイズキャンセリング搭載
- 自然な外音取り込み機能搭載
- 高音質コーデックのLDACに対応(Android)
- iPhoneでもDSEEEXTREME機能で高音質
- IPX4防水で雨や汗で濡れても安心
パッケージ
パッケージは完全に紙製でコンパクトです。
サスティナブルに配慮された作りになっていますね。
箱の内部は引き出しになっており、イヤーピースやケーブルが入っています。
この作りは、新しくてオシャレ!!
- 本体
- 説明書・保証書
- 充電ケーブル(約20㎝のUSB-AーUSB-C)
- 交換用イヤーピース(SS・S・LL)
イヤーピースはシリコン製で、本体に元々付いているのがMサイズです。
交換用のLサイズはなぜ飛ばされたのでしょうか、、?
外観
充電ケース本体は、サラッとマットな手触りになっており、見た目はAirpodsProと似てかなりコンパクトです。
中央には充電や状態を表示するランプがついています。
これはWF1000XM4と同じですが、LinkBuds Sの方がランプが明るいですね。
背面の充電端子は安定のUSB-Cタイプ。となりには電源ボタンがあります。
イヤホンのデザインはケース同様、マットな仕上がりでシンプル。
今回購入した「エクリュ」というカラーが、とてもオシャレで気に入っています。
※2022年11月に新色のアースブルーが追加され全4色展開になりました!!
新色のアースブルーは今までにない感じでとてもおしゃれです!!
よく見ると、タッチセンサー部分とヘッド部分とでツートンカラーになっています。
細かい配色にも力が入っていますね。
イヤホンは10gと非常にコンパクトで軽いです。
作りはWF1000XM4と似ていますが、比較すると厚みが全然違います。
公式によると、40%小型化されているそうです。
側面にはSONYのロゴも入っています。
マイク部分には、メッシュが施されており、風切り音対策がされています。
比較表
LinkBuds S | LinkBuds | WF-1000XM4 | |
---|---|---|---|
・イヤホン重量 | 約4.8g×2 | 約4.1g×2 | 約7.3g×2 |
・ドライバーユニット | 5mm | 12mm | 6mm |
・電池持続時間 (連続音声再生時間/ANC OFF) | 最大9時間 | 最大5.5時間 | 最大12時間 |
・電池持続時間 (連続通話時間/ANC OFF) | 最大3.5時間 | 最大2.5時間 | 最大6時間 |
・充電端子 | USB-タイプC | USB-タイプC | USB-タイプC |
・対応コーデック | ・SBC ・AAC ・LDAC | ・SBC ・AAC | ・SBC ・AAC ・LDAC |
LinkBuds Sレビュー
それでは、実際使ってみたレビューをしていきます。
とても軽い装着感
イヤーピースはシリコン製のカナル型です。
装着感は、とにかく軽い!!!
長時間付けていても耳に優しく、疲れにくいです。
WF1000XM4と比べ、出っ張りが少なく見た目もスッキリです。
頭をブンブン振っても落ちる心配がないので、ランニング時でもかなりの安定感がありました!
IPX4の防水にも対応しているから、雨や汗で少し濡れても大丈夫だね!
そうだね!ジムでも安心して使えそうだね!
小さめの女性の耳にもぴったりフィットします。
フィット感は最高ですが、小さくて持ちづらさが多少ありますね、、、
そのため、ケースから取り出す際などにポロッと落としてしまいそうです。
操作性
操作はイヤホン本体をタップするタッチセンサー式です。
手袋をしていても操作可能なほど、感度はとても良くレスポンスも良好です。
ただ、感度がいい分、間違って触れてしまうことが多々、、、。
髪の毛を触ろうとして何度も誤操作してしまったよ〜。
物理ボタンの方がストレスがなく好みかな!
また、操作ボタンの内容はアプリで変更できるので、自分好みにカスタムすると面白いですね!
想像以上の高音質
小型で軽量なイヤホンですが音質はとても良いです。
SONYには音質最強の【WF1000XM4】があるので、正直そこまで期待していませんでした。
しかし、搭載されている「V1」というプロセッサ(CPU)も同じく、音質にはかなりこだわりがあるようです。
さすがに【WF1000XM4】には及ばないでしょ??
【WF1000XM4】の方が細かく深みがあるけど、かなり近い音質だね!
低音域も迫力があり、高音域も抜けが良く非常にまとまった音で聴いていて気持ちよかったね。
【LinkBuds S】でも十分な高音質だと感じたね!!
スマホ側がLDACのコーデックに対応していれば、ハイレゾ相当の音源を楽しめます。
※LDACはAndroidの対応機種に限定され、iPhoneには対応してません。
「High Resolution (ハイ・レゾリューション)」の略で、高解像度の音源のこと。
高解像とは「CDの音質を超える情報量を持つデジタル音源」として使われています。
しかし、iPhoneなどのLDAC非対応機種でも「DSEE Extreme機能」があり、音源をハイレゾ級にアップスケーリングしてくれます。
AndroidのLDACとiPhoneのDSEE Extremeを聴き比べると、LDACの方がより細かな音が聞こえましたが、iPhoneでも十分な高音質を楽しめました。
ノイズキャンセリングはとても自然
完璧に静寂になるわけではないが、街中や電車内などのノイズをしっかり除去してくれます。
ノイズキャンセリングは強力になればなるほど、イヤホン特性により耳の閉塞感が増すので好みは分かれるところですね。
WF1000XM4は全てをかき消す位に強力で、外で使用するのは怖いくらいだったから、LinkBuds Sの方が程よく自然で好み!
外音取り込みはクリアで優秀
外音取り込みは非常に聞こえやすくクリアです。
密閉型のイヤホンですが、ながら使いを想定しているだけあって、付けっぱなしでもストレスが全くありません。
WF1000XM4で自転車を走行していると風切り音が気になるんだよね、、、
LinkBuds Sは風切り音はかなり抑えられていて、自転車走行時もそこまで耳障りではなかったよ!
外音の取り込み量もアプリで調整出来るから好みに合わせてみてね!
それはかなり快適そうだね!
サイクリングが楽しみだな〜
(本当は自転車ではイヤホンつけちゃダメだけど)
通話性能・ノイズ除去効果はどうか?
複数のマイクを最適に制御し、高度な音声信号処理を行う高精度ボイスピックアップテクノロジーにより、高い通話品質を実現。
SONY公式より引用
5億サンプルを超えるAIの機械学習で構成された装着者の声とそれ以外の環境ノイズを分離するアルゴリズムによって周囲の環境ノイズを抑え、あなたの声をクリアに抽出します。
さらに、本体内側のマイクを通話に利用することで、発話者の声をよりクリアに通話相手に届けることができます。
とメーカーが言う通り、周りの環境音は強力に除去し、こちらの声だけを相手に届けてくれます。
ただノイズ除去が強力すぎて、こちらの声が止まった瞬間に相手側が無音に近くなるんだよね。。
そう!
すごく会話に違和感があったんだよね。
通話は声が止まった時に聞こえる自然な環境音や間も大切だから、できればノイズ除去のレベルをコントロールできるようにしてほしかったな。
通話性能が良好なのは、あくまでも室内や静かなカフェでの話です。
ノイズ量がかなり多い駅のホームや、都心など人が多い所では、環境ノイズは除去してくれるものの、こちらの声自体も相手にはとても聞こえずらいです。
外で通話するのであれば過度の期待はしないほうがいいと思います。
メーカーの通話に対するうたい文句が凄いだけにここは少し残念。。
声の音質は、少しだけこもって聴こえ、凄くクリアではありませんが、必要十分に感じました。
室内での、ZOOMなどのオンライン会議でかなり使えそうですね。
ワイヤレス充電が非対応
実は、ワイヤレス充電に対応していないんですよね。
ワイヤレス充電でなくてもいいのですが、多彩なガジェットがワイヤレス充電に対応してきているので、非対応は意外と落とし穴でしたね。。
ガジェットは基本的にワイヤレス充電しているから、対応しているとありがたかったな、、
対応アプリは使いやすい
アプリはWF1000X-M4と同様の「headphoneコネクト」というアプリで、操作も癖がなくシンプルで感覚的にできます。
これは、相変わらず優秀ですね。
機能が多すぎるので、アプリでできる事をまとめると、、
- 外音取り込み量の調整
- ノイキャンの強さの調整
- タップ操作の割り振り
- 変更音質優先⇔接続優先の変更
- 本体のアップデート
- バッテリ残量やコーデックの確認
- イヤホンの装着テスト各サービスの設定
色々な設定ができるので、アプリは必須級でダウンロードしてください。
マルチポイントは非対応 2022年11月のバージョンアップによりマルチポイント対応に!
複数のデバイスに接続し、デバイス間をシームレスに切り替えてくれるというもの
【LinkBuds S】はマルチポイント非対応なんだよね。
ストレスがかかる音飛び
電車内や人込みの電波が安定しない所で、他のワイヤレスイヤホンより音飛びが多い気がします。
電車内で映画を鑑賞中に音が飛び、ストレスでした、、
ただし、これはアップデートで改善するかもしれません。
期待したいところです。。。
LinkBuds Sの良かったところ、微妙だったところ
良かったところ
- 小型軽量で長時間装着していても疲れない
- WF1000X-M4に匹敵するほど高音質で音楽体験が楽しい
- 室内でのテレビ会議通話が快適
- 自然な外音取り込み
- 必要十分なノイキャン効果
ただ単に、良い機能を詰め込んだだけではなく、各機能が高いレベルかつ、他の機能を邪魔しない自然さが、さすがのSONY!と感じました!!
微妙だったところ
- 外での通話品質で通話側のノイズ除去が強力すぎるので、通話に違和感がある
- ワイヤレス充電に対応してない
マルチポイントに対応していない(2022年11月のバージョンアップによりマルチポイント対応)- 音飛びが多い
使用してわかったLinkBuds Sがおすすめな人
- 音楽メーカーによる良質な音楽体験をしたい人
- 音楽に入り浸るのではなく、作業中のながら聞きをしたい人
- 室内でのテレビ会議が頻繁な人
初めてワイヤレスイヤホンを購入する方にも癖が少なくて、おすすめと言えます。
【LinkBuds S】はながら聴きに特化したモデルではなく、上位機種のWF1000X-M4並みの高音質をより軽い装着感でもっと手軽に楽しみたい人におすすめできる非常に優秀なイヤホンだなと感じました。
まとめ
今回は「【LinkBuds S】レビュー|小型・軽量で付け心地最高!!いいとこどりの完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。
- 【LinkBuds S】→WF1000X-M4並みの高音質をより軽い装着感でもっと手軽に楽しみたい人
- 【LinkBuds】→ながら聴きがメインの人
- 【WF1000X-M4】→音楽のみの用途で音質と強力なノイキャンを重視する人
【LinkBuds S】はコンパクトで高音質!!
外音取り込みやノイキャンなど、必要な機能も全て高レベルで搭載されているバランスが良い完全ワイヤレスイヤホンといえます。
シンプルでおしゃれな見た目なので、女性や初めてワイヤレスイヤホンを購入したい人にも、安心しておすすめできます。
この記事が購入を検討している方の参考になれば幸いです、どうもウエタニでした。
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