【Jabra Elite 85t】レビュー 長く使えるオールラウンダーワイヤレスイヤホン
どうもこんにちは、ワイヤレスイヤホンの沼にハマりそうなウエタニです。@uetani_blog
今回は【Jabra Elite 85t】をしばらく使ってみてのレビューをしたいと思います。
発売から1年以上経過している本製品ですが、完成度が高く、Jabra製品の中でも特に人気!!
最近は【AirPods Pro】、SONY【WF-1000XM4】や【AVIOT】など各社で品質の高いワイヤレスイヤホンが増えていますよね。
多数試したけど、長期利用で一番重要なのはバランスです!
購入して「音はいいけど付け心地が、、音はいいけど通話が、、ノイキャンついてないの?」
こんな事になると、ショックですよね。
そんな方の為に、バランスを最も重視したワイヤレスイヤホンが【Jabra Elite 85t】なのです!!
高価なイヤホンを購入する上で、長時間の着け心地や通話品質、ノイキャンや外音取り込み機能など、今や当たり前な機能は気になりますよね。
そんな方の参考になればと思います。
それでは行ってみましょう!!
【Jabra Elite 85t】の概要
【Jabra Elite 85t】は「IPX4/生活防水」仕様で、ANC (ノイキャン)、外音取り込み、マルチポイントに対応した完全ワイヤレスイヤホンです。
外観
今回購入したのは「チタニウムブラック」
シンプルながら飽きがこない高級感のあるカラーですね!
ケースの見た目は普通のブラックですが、チープさは無く、質感も高いです。
- ブラック
- グレー
- コッパーブラック
- ゴールドベージュ
- チタニウムブラック
選択の幅が広いため、個性が出ていいですね。
背面にはUSBタイプC端子がついてます。
ケースは自立し、もちろんワイヤレス充電にも対応しています。
ケースのまま雑にカバンに入れてますが、素材特性か、ケースが傷付きにくいのが嬉しいポイント!!
パッケージ
パッケージは簡単な取扱説明書と一体型。
そして、この時代ならではの紙製!環境にも配慮されていますね。
付属品
- 短めのUSB-C to Aケーブル
- 交換用のイヤージェル
サイズ比較
AirPods Proと比べると、多少厚みがあります。
重さは実測し、イヤホン単体で14g、ケースのみで44gの『合計 58g』。
公式HPと多少異なるので、個体差があるのかもしれないです。
ちなみに【AirPods Pro】は『合計 57g』でした。
重さには大差はないですね!!
仕様表
・重量 | ケース+本体=59.1g |
・ケースサイズ | 幅64.8×高さ41.1×厚さ28.5㎜ |
・防水等級 | IPX4等級 |
・充電方法 | USB-C、ワイヤレス充電 |
・充電時間 | ・USB-C :500mAで最長3時間 ・ワイヤレス:25℃で最長3時間30分 |
・音楽再生時間 | ・ANC ON時 :充電ケースで最長25時間 ・ANC OFF時:充電ケースで最長31時間 |
・ドライバーサイズ | 12mm |
・対応コーデック | SBC、AAC |
・ペアリング | 最大8台、同時に2台のデバイスに接続可 |
・Bluetooth | Bluetooth 5.1 |
・スピーカー帯域幅 | ・音楽再生:20Hz〜20kHz ・通話 :100Hz〜10kHz |
・マイク帯域幅 | 100Hz〜10kHz |
【Jabra Elite 85t】のレビュー
それでは【Jabra Elite 85t】の特徴を詳しくレビューしていきます。
ロングバッテリーで充電面も抜かりなし
バッテリーの持ちは他のワイヤレスイヤホンと比較してもかなり優秀!!
1 回の充電で
・ANC (ノイキャン)ON時
→イヤホン単体で最長5.5時間、充電ケースを使用した場合は合計で最長25時間
・ANC (ノイキャン)OFF時
→最長31時間
数日の外出であれば途中で充電が切れる心配もないですね。
汎用性の高いUSB-Cでの有線充電、ワイヤレス充電も可能なので気軽に充電ができます。
防水性能
防水性能は「IPX4/生活防水」仕様です。
- 防塵テストは行っておらず、あらゆる方向からの水の飛沫を受けても有害な影響を受けない。
- 直接水をかけたらダメ。
- 日常生活での雨による水滴や手洗いでの水しぶき程度なら大丈夫なレベル。
ジムでの汗や、軽い雨は問題ないですが、プール等の浸水状態やお風呂での使用は厳しいですね。
装着感
「何千人もの人の耳の形状をスキャンし、その結果を最先端のアルゴリズムによるシミュレーションで解析しフィット感と快適性を創り出した」とメーカーがうたっているだけあり、付けっぱなしで生活しても疲れる事はありません。
- 耳の気圧を調整するベントを備えたセミオープン設計。
軽い付け心地で圧迫感もなく、耳にしっかりと固定されます。
耳の入り口でフタをするような感じですね。
圧迫感が嫌いという方は好みの装着感だと思います!!
また、イヤーピースがなかなか特徴的です。
本体側が分厚く楕円形で特殊なので、社外製品のイヤーピースの取り付けができない可能性があります。
カスタマイズ可能な全部入り操作ボタン
操作は物理ボタン式。
耳を押し込むのでどうかと思ったのですが、ボタンの押し心地も軽く違和感はありませんでした!!
他メーカーだと、、、
- ボリューム調整がスマホじゃないとできない
- 機能が2つしか操作できなく、カスタマイズの意味がない
- 何かひとつを犠牲にしないといけない
など、全部を耳元で出来ない物が多い中、
【jabra elite 85t】はほぼ全ての操作を耳元で完結することができます。
スマホを取り出さずに操作が完結するのは助かるね!
- 通話時
右:1回押す→受話、ミュート
2回押す→終話、着信拒否
長押し →音量up
左:1回押す→受話、ミュート解除
2回押す→終話、着信拒否
長押し →音量down - 音楽時
右:1回押す→再生、停止
2回押す→音声アシスト
長押し →音量up
左:1回押す→ANC、外音取込み(Here Through)
2回押す→次の曲へジャンプ
3回押す→前の曲へ戻る
長押し →音量down
もちろん専用アプリで操作方法を細かくカスタマイズも可能です!!
ノイズキャンセリングと外音取り込み機能
アクティブノイズキャンセリング(ANC)
かなり強力で、電車内のアナウンスが聞こえなくなり、うっかり乗り過ごしそうでした(汗)
外で使用すると、車の音などもかなり抑制されるので、注意が必要です!!
カフェなどで集中したい時にはかなり重宝しそうだね。
外音取り込み(HearThrough)
外音取り込みは不自然な電子音はせず、自然に外部の音を取り込んでくれるので違和感もありません。
元々、圧迫感は低いので、まるで耳に何も入ってないような感覚です。
買い物のお会計時に便利そうだね。
ノイキャンも外音取り込みも、かなり完成度は高く安心して使用できます。
専用アプリでノイキャンと外音取り込みのレベル調整もできるので、使いながら自分の好みに細かく調整してみてください。
低音の迫力がかなり効いた音質
- 【低音域】
-
- 臨場感が出て重ためだが、柔らかく疲れにくい
- こもった感じもなく非常に気持ちの良いサウンド
- 【高音域】
-
- ツヤがなく、フラットな印象
- オーケストラやバイオリンのような綺麗な音が好みの方は違和感がありそう
重低音が好きな方にはかなりおすすめです!!
これは正直、好みが分かれると思います。
音質コーデックが、SBCとAACのみで最新の物と比べると物足りないですが、全く気にならないくらい音質はいいです!!
クリアな通話品質
声の一音一音が相手にはっきり聞こえて、室内通話は◎
3つの高性能マイクのおかげで小声で話しても、相手に声がしっかり届きます!!
側音機能により小声でも自分の声が聴こえるので会話が新鮮だったね!
屋外通話は、ある程度の環境音は拾ってしまいます。
体感では鳥の鳴き声など、高音のフィルタリングが弱く、少し相手に不快感を与えました。
都心の騒音にはあまり向いてないですね。
使いやすい専用アプリ[Jabra Sound+]
専用のアプリ「JabraSound+」で様々な設定をカスタマイズする事ができます。
トップ画面では本体とイヤホンのバッテリ―残量が確認できます。
また、取扱説明書もアプリで見れます。
- サウンドモード
ノイキャン(ANC)やHereThrough (外音取込み)機能の切替・強度レベルの調整 - 音質のイコライザー調整
マニュアルと【低音ブースト】など、好みに合わせたプリセット設定も可能 - サウンドスケープ
鳥のさえずりやせせらぎの音を流す機能。
集中したいが周囲の音が気になる時や、リラックスしたい時に使えます。 - オーディオ体験
片耳を外すと自動的にオーディオを一時停止する機能の設定 - 通話体験
通話中に自分の声を聞く音量調整・相手の声の聞く方法(低音or高音重視)の選択 - ヘッドセット設定
本体の物理ボタンの【HereThroughとANC】や【HereThroughとオフ】など切替のカスタマイズ - My Fit
自分の耳にイヤーピースが合っているかテストする機能 - My Sound
聴力テストをして、自分の聴力プロファイルに合わせてオーディオの最適化 - My Controls
本体の物理ボタンの音楽、通話機能のカスタマイズ - Find My Jabra
自分のイヤホンの位置情報の把握
さらに、トップ画面のウィジェットの編集も可能です。
多彩に設定ができ、操作が簡単!!
自分好みのパーソナライズなアプリとイヤホンが作れますね。
かなり完成度の高いアプリです!!
使えるマルチポイント機能
2台までBluetoothを同時接続でき、再生ボタンを押したデバイス側にBluetooth接続が切り替わる機能のこと。
デバイス切替え時に、いちいち設定を開かないので重宝するよ!!
複数のデバイスを使用している人には、ありがたい機能だね。
【Jabra Elite 85t】 良かったところ・残念だったところ
使ってみて良かった所
- 室内での通話◎(テレワークには最適)
- 低音の迫力もあり、コーデックが気にならないほど音質はかなり良質
- 強力なノイキャンと自然な外音取り込みが優秀
- マルチポイント機能が便利
- 専用アプリがかなり多彩で使いやすい(アプリ自体も機能設定もパーソナライズできる)
使ってみて残念だった所
性能面ではほぼと言えるほど、マイナスポイントはなかったです!
強いてお伝えするならば、、、、、
- 外での通話は高音域が相手に雑音として残り気味
- 良くも悪くも、イヤホンとケースのデザインが地味。
耳元を主張したい方には、若干物足りないかもしれません。 - 従来の伝送方式を採用しており、右耳のイヤホンが親機で左が子機仕様に。
左右が完全に独立してないので、片耳で使いたい方は親機の右耳でしか使えません。
電話を左耳でする著者にとってはこれはとても残念な所。
【Jabra Elite 85t】 レビューまとめ
本記事は、「【Jabra Elite 85t レビュー】長く使えるオールラウンダーワイヤレスイヤホン」について書きました。
必要な機能が全部入っており、その一つ一つの完成度は非常に高いものになっています。
なので、高価ですが購入候補の上位に入ってくる事間違いありません。
音質もよく、かつ全体のバランスが良くできた長く使える完成度の高いイヤホンです。
最後まで読んでくれてありがとうございました、ウエタニでした。
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