Kindle Paperwhite第11世代をレビュー!気軽に書籍が読めるAmazon電子書籍リーダー
どうもこんにちは、ついつい大量の本を買って読むのが追いつかないウエタニです。@uetani_blog
電子書籍は邪道!!本は紙でしか読まん!!
を貫いていたのですが、自宅に大量の書籍を保管する場所が無くなり、泣く泣く本を処分する事に。。
それをきっかけに、電子書籍を購入するようになりました。
電子書籍は、PC・iPhoneやiPadでも問題なく読めますが、
- 目が痛くなる
- iPhoneだと通知等でついつい脱線し、集中できない
- iPadだと本体が重い
という悩みが、、、
そこでAmazon電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」を導入することにしました。
電子書籍ってどうなの?専用の端末って本当に必要? と導入を悩んでいる方も多いですよね。
電子書籍専用端末初心者のウエタニが、しばらく使ってみてレビューしていきます。
それではいってみましょう!!
【Kindle Paperwhite】概要
Kindle Paperwhiteとは?
Amazonが販売する、電子書籍を読むのに特化した専用端末です。
(Kindle以外の電子書籍は閲覧できません)
KindlePaperwhiteは、フロントライト方式のマットなEinkディスプレイ仕様(下記にて詳細説明)で、まるで本物の紙のような感覚で読書ができる端末です。
基本的に本を読むことしかできないので、通知やゲームの誘惑を気にせず、集中出来るのがポイントです!!
外観
形状はシンプルな、いわゆるタブレットです。
背面はシリコンに吹き付け塗装のマットな仕上げで、サラサラとした手触りで触っていて気持ちいい!!
下部にはタイプCの充電端子と電源ボタンがあります。
旧モデルはマイクロUSBだったので、これはありがたいアップデート!!
重さ・サイズ感
重さは、実測で210g。
初めて持った時はまず軽さに驚いた!
片手で持って思わず「軽っ!!」となるほど!
サイズは、縦174 mm x 横125 mm。
これならバックに忍ばせといてもがさばらず、女性でも重さで手がしんどくなることもありませんね。
手の大きい人であればギリギリ、ホールドも可能です!!
iPhone13proとのサイズ比較!!
純正ケースの同時購入がおすすめ!!
鞄に入れると、傷がつく恐れがあるので、純正ケースは同時に購入しておいた方がいいと思います。
ウエタニはファブリックタイプの物を選択しました。
フィット感がかなり良く、質感も高いです!!
蓋を閉じるとスリープになるので、わざわざ電源ボタンを押さなくていいのも利点だね!!
kindle paperwhiteにはAmazonアカウントは必須
当然のことながら、、、Amazonアカウントがなければ使用できません!!!
Amazonアカウントがなければ電子書籍の購入すらできないので、大抵の方は当てはまらないと思いますが、、、
kindlepaperwhiteをプレゼントで考えてる人は、受け取る側がAmazonアカウントを持っているかは要確認です。
また、既にKindleを使用していた方は、もちろん既存のデータと同期が可能です。
本の購入は、他端末(PCやスマホ)のブラウザからをおすすめするよ。
なんでなのー?
Kindle Paperwhiteは、PCやスマホに比べ操作がもたつき、欲しくない本を、うっかりワンタップ購入してしまう可能性があるんだよね。
確かに、、
ワンタップ購入も便利なのか、不便なのか。。
それでは、詳しくレビューしていきます。
Kindle Paperwhiteのレビュー
目が疲れないディスプレイの秘密
目が疲れないディスプレイの秘密は、【マットなEinkディスプレイ】と【フロントライト】にあります。
電子インクに電圧をかける事で画面を切り替えるディスプレイ仕様。
モノクロ表示ですが、精細でコントラスト(明暗や色彩の差異)が強く、まるで紙の印刷物を見ているかのよう。
また、液晶のようにバックライトを必要としないので、自然の光で見ることが可能。
ディスプレイ自体が発光していないので、目が疲れないというわけです!!
- 欠点は、液晶ではない為、処理速度が遅いこと。
液晶の前面(フロント)から画面全体を均一な光で照らす方式。
スマホやタブレットの液晶はバックライト仕様で目に直接光が入るのに対し、
フロントライトは前面(本体の側面や上下部)からスクリーンを照らし、目に直接光が当たりません。
また、照明などが反射して画面が見にくいことも無くなります。
Einkディスプレイは自身が発光していないと前述しました。
ということは、暗所では何も見えないということ!!
そこで導入されたのが、目に優しいフロントライト!!
逆に言うと、日中や部屋の明るい所ではフロントライトをOFFで使用できるんだ!!
そういうこと!!!
暗いと思ったら好みに合わせて調整しましょう。
また、色調調整機能もついているので、色温度の調整も可能です。
普段からスマホでKindleを使用していて、Kindle Paperwhiteに変えてみたら目の疲労感がなくなり、感動レベル!!!
画面の解像度は300ppiで、文字も鮮明に映ります。
余裕の電池持ち
電力消費は画面の切替え時のみなので、省電力!!
その為、毎日1時間程度の使用であれば、体感的に一週間は持続します。(公式:最大10週間)
毎日充電しなくていいのは助かりますね。
例えば、『通勤電車のみで使用し、カバンに入れっぱなし』という使い方もできます。
充電を気にせず、旅のお供にしてもOK!
慣れが必要な操作性
Einkディスプレイの特性上、タップから画面の切替わりがワンテンポ遅れるイメージ。
本のページをめくる動作であれば、さほど問題はありません。
スマホに慣れている方は、違和感ありますが本を読むのに特化してるデバイスなので慣れれば問題ないです。
性能が全く違う為、スマホとは比較しないようにしましょう!!
漫画や雑誌は見れるのか?
期待していなかったのですが、漫画は問題なく綺麗に見れます!!
紙と比べると、文字が若干小さく感じる為、老眼の人はきついかもしれません。
タッチが弱い作品はスマホと比べ、黒が少し薄くぼやけて見える物をもありましたね。
操作はスマホのようにサクサクではないので、拡大ピンチ操作には向いてないようです。
カラーコミックや雑誌は白黒表示なので、とても違和感があったな。
お風呂で使える防水性能
忙しい人はお風呂でのくつろぎ時間に読書!!これは大きなポイントだと思います。
防水の規格はIPX8等級で、深さ2mの真水に60分、深さ0.25mの海水に3分沈めることも可能。
水中での使用は想定していないので注意が必要!
故意的に沈めるのは良くないようです。
防水の保護等級のことで、0〜8までの等級があり、数字が上がるにつれて防水性能が上がる。
IPX8は『継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)』とされている。
実際にお風呂にドボンしても問題なしでした。
お風呂で使用すると保護フィルムが剥がれるという意見もあるので、貼っている方は頭に入れておきましょう。
Kindleはどのモデルがおすすめ!?
Kindleには多数のバリエーションがあります。
【Kindle】 | 【KindlePaperwhite】 ※本記事はこちら | シグニチャーエディション】 | 【Kindle Paperwhite【KindleOasis】 | |
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| ||||
・価格 | ¥8,980〜 | ¥14,980〜 | ¥19,980〜 | ¥29,980〜 |
・サイズ | 160×113x 8.7㎜ | 174x125x8.1㎜ | 174x125x8.1㎜ | 159x141x3.4-8.4㎜ |
・ディスプレイ | 6インチ | 6.8インチ | 6.8インチ | 7インチ |
・重量 | 174 g | 205g | 207g | 188g |
・容量 | 8GB | 8GB | 32GB | 8GBまた32GB |
・解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
・フロントライト数 | LED 4個 | LED 17個 | LED 17個 | LED 25個 |
・バッテリー持続時間 | 数週間 | 10週間 | 10週間 | 6週間 |
・充電時間 | 約4時間 | ・PC:約5時間 ・アダプター:約2.5時間 | ・PC:約5時間 ・アダプター:約2.5時間 | 約3時間 |
・ワイヤレス充電 | ||||
・充電端子 | micro USB | USB-C | USB-C | micro USB |
・防水性能 | IPX8等級 | IPX8等級 | IPX8等級 | |
・色調調節ライト | ||||
・明るさ自動調整機能 | ||||
・カラー展開 | ブラック、ホワイト | ブラック | ブラック | グラファイト |
- 【Kindle】と【Kindle Paperwhite】を比較すると
-
- 画面が小さい
- 解像度が低い
- フロンンライトの数が少ない
- 端子の違い
- 防水機能が無い
- 色調調整が出来ない
など、価格差以上の機能差があります。
- 【Kindle Paperwhite】と【シグニチャーエディション】を比較すると
-
- ワイヤレス充電搭載
- 明るさ自動調整機能
- ストレージの容量の差
容量が8G(通常書籍1000冊程度)足りる方は、【Kindle Paperwhite】で十分だと思います。
- 【Kindle Oasis】
-
- ページ送り物理ボタン
- 7インチディスプレイ
- 容量の選択が可能
- フロントライト25個搭載
と魅力的な機能が搭載されていますが、かなり高価です!!
他の3つとは差別化して考えた方が良さそうです。
ウエタニは【Kindle Paperwhite】通常版が一番バランスが取れていておすすめです。
また、広告の有無についても選択可能です。
少しでも安く購入したい人は有りでいいですが、後から消すという事が出来ないので【無し】をおすすめします。
いちいち広告が出るとせっかく読書に集中したいのに、台無しだもんね。
更に、Kindle Paperwhiteには+¥2,000で『kids+』というモデルもあります。
1年間無料で子供向けの書籍1000冊以上読み放題サービスと専用のカバーが付いており、かなりお得です。
Kindle Paperwhiteがおすすめな人・おすすめできない人
Kindle Paperwhiteは本を読むのに特化している為、万能とは言えません。
自分の用途に合っているかをしっかり理解した上で、購入の検討をおすすめします。
用途がドンピシャな方には、とても使い勝手の良い端末です。
おすすめな人
- スマホでの読書で目が疲れている人
-
一番のおすすめポイント、『目に優しい!!』
Einkディスプレイやフロントライトで本当に目の疲れが軽減しました。
スマホ読書で目が疲れている方はおすすめです。
- 本の収納場所に困っている人
-
一般的な書籍であれば、数千冊の本がこの1台に格納できます。
結構場所を取る本、本棚や収納場所が必要なければ家の中もスッキリしますね。
- 空き時間やお風呂等で気軽にかつ集中して読書したい人
-
持ち運びも軽く、防水機能搭載で場所を選ばない。
通勤通学、お風呂などのスキマ時間に読書を楽しみたい方におすすめです。
また、スマホのように通知が来ない為、読書に集中出来るのも高ポイントですね。
おすすめできない人
- 文字だけの書籍だけではなくカラーのコミックや雑誌も読みたい人
-
白黒の漫画なら問題ないですが、カラーコミックや雑誌も読みたい方やマルチな機能を求める方はiPad等、通常のタブレットをおすすめします。
- 紙の本が好き、コレクターの人
-
これは言わずもがなですが、紙の本が好きな方や本棚にコレクションしたいという方にはおすすめできません。
紙派の方も、慣れれば紙の本に近い感覚で読書ができるので、一度試してもみるのもいいと思います。
- 素早く何度もページを行き来したい人
-
専門書など高速で本の中を行き来したい方には、動作がもっさり感じると思います。
紙の本のようにパラパラ〜っとするにはまだまだ進化が足りない印象です。
しかし、マーキング機能やしおりを挟む機能があるので、上手く使えばチェックしたページにアクセスする事も可能です。
Kindle Paperwhiteまとめ
本記事は【KindlePaperwhite】をレビューしました。
Einkディスプレイやフロントライトで目が疲れにくい、
更に、手軽に本を持ち歩くことができ、空き時間での読書に最適です。
Kindleシリーズが長年愛用者が多いことも納得できます。
第11世代で、動作も旧型に比べ俊敏になり、防水機能搭載でお風呂でも読書ができるようになりました。
これから電子書籍を導入したい方、電子書籍をスマホで読んでいる方は自分の用途に合わせ購入を検討してみて下さい。
どうもウエタニでした。
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