Fire TV Stick 4K Maxレビュー|Wi-Fi6対応で快適さが進化
どうもこんにちは、動画視聴大好きウエタニです @uetani_blog
今や、動画コンテンツのサブスクが当たり前の時代になり、自宅でスマホ等にて視聴している人も多いことでしょう。
それらのコンテンツをTVやモニターの大画面で気軽に楽しめるのが、今回紹介する【Fire TV Stick 4K MAX】!!
今回は2021年10月7日に発売【Fire TV Stick 4K Max】を紹介していきたいと思います。
これは2018年12月に発売されたFire TV Stick 4Kの後継機モデルです。
今回、【Fire TV Stick 4K MAX】がWi-Fi6に対応し、通信が早くなったみたいね!!
ちなみにウエタニは『Amazonプライムビデオ』『Netflix』『U-next』のヘビーユーザーで、旧モデルのFire TV Stick 4Kを愛用していたよ。
それでは、いってみましょう。
【Fire TV Stick 4K MAX】の概要
外観
本体はその名の通りシンプルなスティック形状。
側面には電源のマイクロUSBのポート、先端にはTVに差し込むHDMIの端子がついてます。
Fire TVの特徴であるAlexa対応音声認識リモコン、このシンプルなリモコンで快適操作が可能となっています。
パッケージ内容
- Fire TV Stick 4K Max本体
- Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)
- USBケーブル(AtoB)
- 電源アダプタ
- HDMI延長ケーブル
- 単4電池 2本
- スタートガイド
付属品は必要最低限の構成でシンプル。
電池も付属しているので、開封してすぐに使うことができます。
旧型とのサイズ比較
ウエタニが2年間使用してきた旧型とのサイズ比較だが、新型(左)の方が、見た目リモコンが若干小さい。
ただ、重さの違いはないようだ。
仕様表
・サイズ | 99×30×14㎜(HDMI端子含まず) |
・重量 | 48.4g |
・プロセッサ | クアッドコア 1.8GHz MT8696 |
・GPU | IMG GE8300,750MHz |
・ストレージ | 8GB |
・Wi-Fi規格 | Wi-Fi6 |
・4Kサポート | 4K対応(対応機器が必要) |
・Bluetooth | Bluetooth5.0 |
・音声認識 | 同梱のリモコン(アレクサ対応) |
・入出力端子 | HDMI出力、MicroUSB TypeB (電源用) |
・出力 | 2160p、1080p、720p、最大60fps |
・オーディオ | ・Dolby Atmos ・7.1サラウンド対応 ・2chステレオ ・最大5.1chのHDMIオーディオパススルー |
・保証 | 一年間限定メーカー保証付き 国内の場合、オプション別売りにて延長保証もあり |
接続方法
干渉して本体が直で差せないあるいは邪魔になる場合、付属のHDMI延長ケーブルを使って接続します。
とても簡単な接続だね!!
これなら慣れていない人でもできそう!
【Fire TV Stick 4K MAX】で出来ること
Fire TVってさ、結局何が出来るの?
YouTube等のコンテンツをTVの大画面で視聴(最大画質 4K)
Amazonアカウント保持者が、Fire TVをHDMI端子に繋ぎ、Wi-Fi接続すれば、手軽にYouTubeやNetflix等のサブスクをTVやモニターの大画面で4Kで視聴する事ができます。
ご年配でスマホを持っていない方でも設定だけしておけば、コンテンツを楽しむことができるね。
やはりTVの大画面だと迫力が違います!!
スマホの画面だと小さい上に目によくありませんからね。
でもさ、最近のTVは、初めからYouTube等のアプリが搭載されているスマートTVもあるから、それで十分じゃないの?
たしかにね、最新であればいいんだけど、古いスマートTVによっては対応していないアプリがあるんだよね。
なるほどね。
TVの通信規格がWi-Fi6ってまだあまりないから、進化してもTVを買い替えずにFireTVを買い替えればコスパもいいもんね!!
Amazon MusicやSpotifyで音楽を流す
ホームシアター環境で音楽が聴ける人は、AmazonMusicにアクセスできるのは非常に便利。
音質をこだわらなければ通常のTVスピーカーでもOK。
家でのBGMとして携帯で音楽をかけるより高範囲に聞こえるので、なかなか気持ちいい!!
Amazon Photoなどの写真を映す
Amazon Photoにもアクセスでき、大画面で写真を鑑賞できるのは迫力があり、家族や友達同士で盛り上がります!!
Amazonプライムに加入しているユーザーは、『容量無制限かつ無圧縮で写真を保存できるサービス』
Googleフォトの容量無制限が2021年6月に終了したため、乗り換えを検討している人も多いはず。
※ただし動画ストレージは5GBまでなので注意してください。
簡単なゲームプレイ
これはやる人は少ないと思いますが、リモコン操作で暇つぶし程度なゲームはいくつかあります。
サックと見た感じだと、メジャーなゲームはテトリスやパックマン、タイトーステーションのオンラインクレーンゲームなど。
このご時世、中々ゲームセンターに出向けないので、【おうちでクレーンゲーム】が大画面で楽しめるのはいいですね。
コントローラーを接続すれば、そこそこ楽しめる有料のゲームもありますが、さすがににスマホでゲームしたほうが楽しそうですね。
今後のサービス拡大に期待したいところ。
Amazon Echoとの連携(Alexa搭載)
ホームシアター環境がないが、ホームシアターに近づけたい人は
- 対応するAmazonEcho×2台:最大音質を引き出すには『Echo studio』
- Echo Sub(ウーハー)
- Wi-Fi環境
- Alexaアプリ
があれば擬似的に2.1chサラウンドが完成します。
- 『音に包まれるような立体的な音響効果』のこと。
- 主に「5.1ch」「3.1ch」「2.1ch」と呼ばれ、各方向にスピーカーを配置。
-
- 5.1ch:左前方、右前方、正面、左後方、右後方、サブウーハー(重低音用0.1)
- 3.1ch:左前方、右前方、正面、サブウーハー
- 2.1ch:左前方、右前方、サブウーハー
このチャンネル数が多いほど、サラウンド効果が高まります。
サウンド効果が高まれば映像や音楽の中にいるような、臨場感に溢れたリアルなものになります。
音質にこだわりたい方はEcho導入も検討したいところ。
【Fire TV Stick 4K MAX】を使用する為の必要環境
Amazonアカウント
大前提ですが、Fire TV StickはAmazonのアカウントなしで使うことができません。
Amazonアカウントがなければ購入すらできないので、大抵の方は当てはまらないと思いますが、プレゼントで貰った人が、Amazonアカウントを作りたくない方は要注意です。
有料のプライム会員になる必要は無いですが、最低でも無料会員登録は必須になります。
ネットワーク環境
当たり前ですが、ネットワークに接続するのでWi-Fi環境は必須になります。
無線環境が不安定な方は、別途【Amazonイーサネットアダプター】を購入すれば、有線で接続することも可能です。
Fire TV Stick 4K MaxはWi-Fi6に対応しているので、快適な動作が欲しい方はWi-Fi6対応のルーターの導入をおすすめします。
HDMI搭載のTV(モニター)
本体を、TVやモニターのHDMIの口に差し込むのに必要です。
相当古いTVでなければ、HDMI端子はあると思いますが、HDMI端子の有無や、空きのスロットがあるか、購入前にしっかり確認しておきましょう。
4Kで視聴したい方は、もちろん4KのTVやモニターが必要なので注意です!
利用したいサービスへの加入が必要
YouTube等の無料のサービスもありますが、AmazonプライムビデオやNetflixを楽しみたい場合は、各サービスに登録(月額契約)する必要があります。
勘違いしがちですが、Fire TV Stick 4K MAXを購入したからといって、各動画コンテンツのサービスが無料になるわけではありませんのご注意ください。
自分の視聴したいコンテンツを確認し、登録しましょう。
既にスマホなどで利用している方は、ログインのみですぐに楽しむ事ができます!!
Fire TV はどれを購入すればいい?
【Fire TV 】には、いくつかバリエーションがあります。
【Fire TV Stick】 | 【Fire TV Stick 4K Max】 ※本記事はこちら | 【Fire TV Cube】 | |
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・価格 | ¥4,980から (2021.11時点) | ¥6,980から (2021.11時点) | ¥14,980から (2021.11時点) |
・サイズ | 86×30×13mm | 99×30×14mm | 86.1×86.1×76.9mm |
・重量 | 32.0g | 48.4g | 465g |
・プロセッサ | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 1.8GHz | ヘキサコア (2.2GHz+1.9GHz) |
・GPU | IMG GE8300 | ・IMG GE8300 ・750MHz | ・ARM Mail G52-MP2 ・800MHz |
・ストレージ | 8GB | 8GB | 内蔵16GB |
・メモリ | 1GB | 2GB | 2GB |
・Wi-Fi6 対応 | |||
・4K対応 | |||
・Bluetooth接続 | ・スピーカー ・ヘッドホン | ・スピーカー ・ヘッドホン | ・Bluetoothスピーカー ・ヘッドホン |
・音声認識 | Alexa対応リモコン | Alexa対応リモコン | ・Alexa対応リモコン ・本体内蔵マイク |
・入出力端子 | ・HDMI出力 ・Micro-USB typeB (電源用) | ・HDMI出力 ・Micro-USB typeB (電源用) | ・HDMIポート ・電源ポート ・Micro-USBポート (非電源用) ・赤外線ポート (非オーディオ用) |
・出力 | ・1080p ・720p ・最大60fps | ・2160p ・1080p ・720p ・最大60fps | ・2160p ・1080p ・720p ・最大60fps |
・オーディオ | ・Dolby Atmos ・Dolby Digital ・Dolby Digital+のサラウンド ・HDMIオーディオパススルー | ・Dolby Atmos ・7.1サラウンド対応 ・2chステレオ ・最大5.1chの HDMIオーディオパススルー | ・Dolby Atmos ・7.1サラウンド対応 ・2chステレオ ・最大5.1chの HDMIオーディオパススルー |
・内蔵オーディオ |
- 【Fire TV Stick】【Fire TV Stick 4K Max】と【Fire TV Cube】は根本的に使い方が違う。
Stickは同梱のリモコンで操作や音声認識、Cubeは置き型でハンズフリーで操作や音声認識。 - 各Stickの差はズバリ、Wi-Fi6、4K対応か否か。
比較すると、多少【Fire TV Stick】より【Fire TV Stick 4K Max】の方が高スペック。
ただ、自宅にWi-Fi6、4K環境がない人は、【Fire TV Stick】で十分と言える。
ウエタニは自宅にWi-Fi6環境と、4KのTVがあるので、【Fire TV Stick 4K Max】を購入しました。
ここまでで、できることや必要使用環境がわかってきましたね。
【Fire TV Stick 4K MAX】レビュー
ここからは、Fire TV Stick 4K Maxを、実際使用してのレビューをしていきます。
Alexa(アレクサ)対応 便利な音声認識リモコン
Fire TV Stickの便利機能の一つで、リモコン上部のボタンを押しながら話かけるとアレクサがコンテンツを検索してくれます。
認識感度も良好で、ほとんどの検索がこれでできて本当に便利!!
リモコンでの文字手打ちは、なかなか面倒だもんね。
新型は前作よりパワーアップし【Prime video】【Netflix】【Amazon music】【DAZN】の4つの直接ボタンが付きました。
ボタン一発でアプリの起動ができるのは本当に楽。
欲を言えば自由にアプリを割り当てできるボタンが欲しかったなぁ。
また、Alexaを使って対応するスマートホームデバイスを操作することも可能です。
- ・スマートホーム
-
家の中の電化製品をIoTやAIやGPSなどの技術を駆使し、インターネットで繋ぎ、スマホや音声でコントロールする自動化した家のこと。
- ・スマートホームデバイス
-
スマートシステムを構成するための機器や装置のこと。
ex )コンセント:アレクサを使用し電源をOFF
リモコン:アレクサを使用し音量やチャンネル調整
エアコン:家に近づくと自動で起動する
多彩な追加アプリ
必要なアプリはアプリページからダウンロードすることができます!!
有料アプリは、10,000以上あるほど、動画視聴、音楽、インターネットブラウザ等、実に多彩!!
目的に合わせて自分なりにカスタムできるね!!
念の為、自分が使いたいアプリがあるかは事前に確認しておきましょう。
- YouTube
- Amazon プライムビデオ
- NETFLIX
- U-NEXT
- DAZN
- GYAO!
- Air Receiver
- Prime Music
- Spotify
- インターネットブラウザアプリ
複数のAmazonアカウント切り替えはおすすめしません
Amazonアカウントを切り替えて運用できるのか検証しましたが、これは少々めんどうでした。
【設定】→【アカウント】→【Amazonアカウント】→【登録解除】
この方法で一旦アカウントを解除し、別のアカウントを登録する必要があります。
できない事はありませんが操作が面倒なので、個別に切り替えて使うのは向いてないようです。
どうしても個別のアカウントを使用したい場合は、一人1台、FireTVを買った方が良いかもね。
旧型に比べて40%パワーアップは本当?Wi-Fi6対応の実力は?
実際の体感で旧型も大して遅くはないが、新型はアイコンの動作が更にサクサク。
40%と言われれば微妙だが、実際使ってはっきりと違いがわかります。
Amazon初のWi-Fi6対応ストリーミングメディアプレイヤーという事もあってか、再生するまでの読み込み速度も明らかに早くなり、Wi-Fi6効果が実感できる。
Wi-Fi6の性能を利用するには、Wi-Fi6対応ルーターが必要なので注意してください。
スマートTVと比べてどうなの?
ここ数年、インターネット機能があるTV(通称スマートTV)の普及が広まり、FireTVと比べてどうなのかと言うと、、、
最新のスマートTVは対応アプリ数も多く、音声コントロール出来るリモコンも多くなってきているので、性能差は縮まってきているのが実際のところ。
最新のスマートTVを所有している方は、あえてFireTVを購入する必要がないかもしれない。
購入時の延長保障
ウエタニは旧型を2年使っていて、故障はありませんでした。
ただ他のレビューで、故障しやすいと言う意見もあるので、延長保障に入ることをおすすめします。
- メーカー保証後1年:980円
- メーカー保証後2年:1,480円
延長保証期間中、自然故障や不具合に対し、計3回の交換が可能
【Fire TV Stick 4K MAX】まとめ
【Fire TV Stick 4K Max】がおすすめな人
- 自宅のTVが古くスマートTVのようにコンテンツ視聴ができない人
- Wi-Fi6環境で4K動画視聴や操作をサクサク動かしてみたい人
- Amazonデバイスとの連携を楽しみたい人
- Alexa対応音声認識リモコンで手軽に動画視聴したい人
現在の自宅のTV環境が最新のスマートTVなのかどうかがポイントになってくると思います。
よかったところ
- TVやモニターの大画面でコンテンツが楽しめる
- アレクサ対応音声認識リモコンが便利すぎる
- 動画だけでなく、写真や音楽も楽しめる、各Amazonコンテンツとの連携
- HDMI端子があれば古いTVでも関係無くコンテンツを楽しめる
- 購入しやすい価格
- 動作がサクサクで旧型から、買い替える価値あり
気になったところ
- Amazonアカウントの作成が必須なので注意が必要
- 4Kを視聴しないのであれば通常の【Fire TV Stick】で十分
- スペックをフルに活かすなら4KTVやWi-Fi6ルータが別途必要
- 最新型のスマートTVを持っている人はTVにアプリや音声操作が搭載されていて機能が重複するので必要ないかも。
手ごろな価格でTVの大画面で動画・写真・音楽が楽しめ、シンプルなリモコンで操作も簡単と、使い勝手が良い製品です。
旧型からの進化も体感でき、より使いやすくなったと言えるでしょう。
どうもウエタニでした。
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